まつだい駅ふるさと会館でオオタヴィン監督の映画上映会

 フードフォレストジャパンの会員さん主催でまつだい駅にある常春ホールで映画の上映会が開催されています。

オオタヴィン監督の作品

「いただきます1」

「いただきます2」

「夢みる小学校 完結編」

を7月~8月に1日2回2日間ずつ計6日間の上映会です。

まず「いただきます1」を観に行って、味噌の美味しさ、味噌の楽しさ、味噌が好きなことを思い出しました。

子どもの頃から、夕食には必ずお味噌汁を飲んでいて、初めて一人暮らしした時には、母に電話して作り方を聞きました。それからもずっと毎日、どんなに帰りが遅くなっても、大学生の時にどんなにお金がなくても、毎日必ずお味噌汁を作って飲んでいました。


農業を始めたきっかけも、自分で育てた大豆から味噌を作りたいという友だちと一緒に家庭菜園をはじめたことです。


ところが作り過ぎた味噌を消費しきれなくなり、熟成もすすみ、しばらく味噌作りを休んでいました。

お味噌汁を飲む頻度も減っていました。


「いただきます1」を観て、その日から、また毎日お味噌汁を飲むようになりました。

今日は何の具にしようかな?と考えるのも楽しいです。

来年は、味噌用の大豆作りも復活させたいです。


「いただきます2」は昨年の上映会で観ましたし、ちょうどお休みの日でしたのでボランティアとして参加しました。奇跡のリンゴで知られる木村秋則さんも登場します。


またちょうど上映会の前日に同じ会場で講演会をして満員御礼となった菌ちゃん先生の活動が紹介されています。


実は、私は、菌ちゃん農法は以前から知ってはいましたが、

「野菜をたくさん採りたい」「大きく育てたい」という人間の欲の部分では、慣行農法と同じで、無肥料無農薬は私としても大前提ではありますが、植物が自生する力、スピード、本来の大きさでいいのでは、と少し懐疑的に見ていました。


ところが自分はというと、今は果樹が中心で家庭菜園はやっておらず、自分が日々食べる野菜は近所の直売所で買っています。「安いから」「地元の旬の野菜だから」という理由で、その栽培方法については確かめてもいませんでした。当然、農薬や肥料が使われている可能性は高いはずです。


恥ずかしい話、人の農法をどうこう言う前に、まずは、自分の食べるものを自分で育てる。

自分で栽培した野菜を食べる、という基本に戻ろう!と決意しました。


上映会の後で主催者や参加者と一緒にランチを食べながら感想などを話す機会があったおかげです。


地元でこのような映画の上映会が開催されて本当に嬉しいです。少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、この映画の上映会のおかげで人生が変わりました!